
会報 VOL.31 目次
2003年5月6日 発行
表紙イラスト 内出恵子 / 本文カット 内出恵子・片桐千絵・テーラー幸恵・岩田こずえ
レット症候群とは
女の子だけに起こる原因不明の神経疾患です。女児出生率1万〜1万5千件に1人
の出現率といわれ、生後6ケ月〜1歳6ケ月の頃に発症するのが普通です。
1966年ウィーンの小児科医 Andreas Rett博士によって初めて報告されたので、彼
の名をとって“レット症候群”と名付けられました。
進行性と言われていますが実際のところは、まだよくわかっていません。知能や言
語・運動能力に遅れが見られ、常に手をもむような動作や手を叩いたり口に入れたり
などの常同運動を伴うのを特徴とします。ほとんど身体を動かせない子から歩ける子
まで症状の程度は様々ですが、いずれも重い障害をもたらします。
自閉傾向を示す時期もありますが、しだいに他者との関係を回復し、情緒面での成
長もみられます。
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